ファーストフィルとは?リフィル樽との違い・使用回数

ファーストフィル、セカンドフィル、リフィルを、樽の前歴、スコッチを入れた回数、樽の影響、熟成目的の4軸で解説します。

新旧二つの樽と濃淡の異なる琥珀色でファーストフィルとリフィルの違いを表した概念画像

In short

この記事の結論

ファーストフィルは、以前ほかの酒を保持した樽へスコッチの原酒を初めて詰めること、リフィルはスコッチ熟成後の再使用を示す一般的な言葉です。前歴、樽材、サイズとは別の軸で、使用回数だけから品質を決めません。

「ファーストフィル・バーボン樽」は一つの樽名ではありません。「以前何を入れたか」と「スコッチを何回入れたか」を組み合わせた説明です。前歴と使用回数を分けると読み違いを防げます。

ファーストフィルはスコッチ使用の初回

表示一般的な意味確認点
First fillスコッチの原酒を初めて詰める樽の前歴も併記する
Second fillスコッチ熟成の2回目最初の熟成期間も影響する
Refillスコッチ熟成後の再使用具体回数は一律でない
Virgin oak酒の熟成に未使用の新樽First fillとは別区分

The Glenlivet公式は、別の液体を保持した樽をスコッチ熟成へ初めて使うものをfirst fill、すでにウイスキー熟成へ使ったものをrefillと説明しています。

前歴と使用回数は別情報

スコッチの公式仕様は、条件を満たすワイン、ビール、スピリッツなどの熟成に使ったオーク樽を認めています。したがって、ex-bourbon、ex-sherry、ex-wineは前歴、first fillやrefillはスコッチ側の使用回数として読みます。

前歴の基礎はバーボン樽とシェリー樽、未使用樽との違いは新樽と中古樽で確認できます。

樽の影響は回数だけで決まらない

一般にfirst fillは樽由来の色や香味が現れやすく、refillは木の影響が穏やかで原酒の個性を残しやすいと説明されます。ただし、前歴の酒、樽材、サイズ、内面処理、過去の熟成期間、保管環境でも変わるため、強弱を保証する規格ではありません。

4軸で商品説明を読む

  1. ex-bourbonなど前歴を確認する
  2. first、second、refillの使用回数を確認する
  3. 樽サイズと樽材を確認する
  4. 熟成年数とfull maturationかfinishかを確認する

同じfirst fillでも、ex-bourbon barrelとex-sherry buttでは前歴とサイズが異なります。表示を一語で順位づけせず、四つの欄を埋めます。

まとめ

  • first fillはスコッチ熟成の初回
  • refillはスコッチ熟成後の再使用
  • 前歴と使用回数は別情報
  • 樽材、サイズ、年数、目的も確認する
  • 使用回数を品質順位にしない

情報源・参考文献

よくある質問

ファーストフィルとは何ですか?

以前ほかの酒を保持した樽へ、スコッチの原酒を初めて詰めることを指す一般的な用法です。

リフィル樽とは何ですか?

スコッチの熟成に使った樽を再使用する表現です。具体的な回数は商品公式で確認します。

ファーストフィル・バーボン樽とは?

バーボンが前歴、ファーストフィルがスコッチを入れる回数を示し、二つの情報を組み合わせた表現です。

ファーストフィルの方が高品質ですか?

品質の順位ではありません。強い樽影響を得るか、原酒の個性を残すかなど目的で使い分けられます。