ニューヨークサワーは、ウイスキーサワーの上へ赤ワインを浮かべるカクテルです。赤ワインを最初からシェーカーへ入れず、酸味と甘味のベースを作ってから最後に重ねます。
IBA公式の材料と半量換算
| 材料 | 公式量 | 半量例 | 使う段階 |
|---|---|---|---|
| ライまたはバーボン | 60ml | 30ml | シェーク |
| シンプルシロップ | 22.5ml | 11.25ml | シェーク |
| レモン果汁 | 30ml | 15ml | シェーク |
| 卵白 | 数滴 | ごく少量 | シェーク |
| シラーズまたはマルベック | 15ml | 7.5ml | 最後に浮かべる |
赤ワイン以外を先にシェークする
- 材料をすべて計量する
- 赤ワイン以外を氷とシェークする
- 氷を入れたロックグラスへこして注ぐ
- 赤ワインを表面へ静かに浮かべる
- レモンまたはオレンジのゼストとチェリーで仕上げる
卵白は生の食材です。使用を避けたい場合や体質上の懸念がある場合は加えず、その一杯はIBA公式構成からの変更として扱います。使用する場合は商品の表示と家庭の衛生管理を優先します。
赤ワイン層は注ぐ勢いを抑える
ベースをグラスへ移した後、バー・スプーンの背を液面近くに置き、赤ワインを少量ずつ流します。高い位置から一気に注ぐと混ざりやすくなります。層の境界は氷、温度、シロップ濃度、注ぐ速度でも変わるため、見た目だけを品質判定に使いません。
崩れたときは順番と条件を確認する
| 状態 | 確認点 | 次回の対応 |
|---|---|---|
| 赤ワインが沈む | 注ぐ高さと速度 | 液面近くからスプーン越しに注ぐ |
| 酸味が強い | レモンとシロップの計量 | 公式量を再現してから一項目だけ調整 |
| 泡が不均一 | 卵白量、シェーク、濾し方 | 材料量と時間を同じ条件で記録 |
| 水っぽい | 氷の状態、シェーク時間 | 細かく溶けた氷を避ける |
ウイスキーサワーとの役割を分ける
赤ワインを使わない基本構成はウイスキーサワー、なぜシェークするかはステアとシェイクの違いで確認できます。本記事は赤ワイン層を含むニューヨークサワーの実行手順に限定します。
酒量はウイスキーとワインを合計する
純アルコール量は、ウイスキーと赤ワインをそれぞれ「摂取量ml×アルコール度数÷100×0.8」で計算して合計します。層が分かれていても酒量は減りません。詳しくはアルコール度数と純アルコール量を参照してください。
作業前に五つの材料を分けて置く
| 容器 | 入れるもの | 目的 |
|---|---|---|
| 計量1 | ウイスキー | ベース量を固定 |
| 計量2 | レモン果汁 | 酸味を固定 |
| 計量3 | シンプルシロップ | 甘味を固定 |
| 小容器 | 卵白 | 量と使用有無を明確化 |
| 別の計量器 | 赤ワイン | 誤ってシェークしない |
赤ワインだけをシェーカーから離して置くと、投入順の間違いを防ぎやすくなります。半量で試す場合も、レモンとシロップだけを目分量にせず、全材料を同じ倍率で換算します。
まとめ
- IBA公式はウイスキー60ml、レモン30ml、シロップ22.5ml
- 卵白数滴と赤ワイン15mlも公式材料
- 赤ワイン以外をシェークし、最後にワインを浮かべる
- 層が崩れたら注ぐ高さと速度から確認する
- 純アルコール量はウイスキーとワインを合計する