サントリー碧Aoには定番の通常品に加え、アイリッシュウイスキーの個性を強めた数量限定の碧Ao〈IRISH EDITION〉があります。この記事では、Air Designが所有し、実際に飲んだ2本を実物写真付きで比較します。
先に結論を言うと、軽さと爽やかな果実感を重視する初心者にはIrish Edition、厚み・スパイス・スモークまで楽しみたい人には通常品が選びやすいと感じました。個人的にはどちらも炭酸割りが好みで、用途が重ならないため両方とも買い直したい2本です。

碧AoとIrish Editionの違いを先に比較
| 比較項目 | 碧Ao 通常品(所有する旧仕様) | 碧Ao Irish Edition |
|---|---|---|
| 位置づけ | 世界5大ウイスキーをブレンドした通常品 | アイリッシュの個性を強めた数量限定品 |
| 実飲で感じた方向 | 厚み、スパイス、スモーク | 軽さ、爽やかさ、果実感 |
| 飲みやすさ | 香味の層を楽しみたい人向き | 2本では初心者にすすめやすい |
| 好みの飲み方 | ハイボール | ハイボール |
| 買い直したいか | 買いたい | 買いたい |
Irish Editionを単に「通常品の軽い版」と見ると違いを捉えにくくなります。通常品は複数の香味が重なる方向、Irish Editionはシトラスや青い果実を思わせる明るい方向が分かりやすく、飲む場面で選び分けられます。
比較したのは所有する2本

両方を実際に飲み、香りの明るさ、口当たり、厚み、スパイス、スモーク、炭酸で割ったときの残り方を比べました。官能評価の訓練を受けた専門家による採点ではなく、ウイスキーを継続して飲んできた一人の飲み手としての記録です。
撮影した通常品は、2025年12月以降に出荷されたリニューアル品ではありません。現行品の公式説明を、そのまま写真のボトルの実飲感想として扱わないように分けて記載します。
通常品|厚み、スパイス、スモークが重なる

所有する通常品は、Irish Editionより口当たりと香味に厚みがあり、後半にスパイスとスモークを感じやすい一本でした。一つの味が強く続くというより、甘さ、樽を思わせる香ばしさ、煙の方向が順に重なる印象です。
ハイボールにすると重さがほどけ、スパイスとスモークが炭酸の中にも残ります。軽快さだけを求めるとIrish Editionの方が合いますが、食事に合わせてもウイスキーらしい輪郭を残したい場合は通常品を選びます。
Irish Edition|軽く爽やかで初心者にすすめやすい

Irish Editionは通常品より軽く、爽やかで、果実や花を思わせる方向を拾いやすく感じました。公式はシトラス、フローラル、グリーン、軽やかで上品な甘さ、微かなスパイシーさを挙げており、実飲印象もその方向と大きく離れません。
2本から初心者へ一本を選ぶならIrish Editionです。43%なのでアルコールの刺激がなくなるわけではありませんが、通常品より重さと煙が前に出にくく、ハイボールでは明るい香りと爽快感をまとめやすいと感じました。
どちらもハイボールで飲みたい
| ボトル | ハイボールで残りやすい印象 | 合わせたい場面 |
|---|---|---|
| 通常品 | スパイス、香ばしさ、軽いスモーク | 食事と合わせて輪郭も残したいとき |
| Irish Edition | シトラス、青い果実、軽快な甘さ | 最初の一杯や爽やかに飲みたいとき |
個人的には、どちらもストレートよりハイボールで飲む方が好みです。同じ炭酸割りでも通常品は香味の厚み、Irish Editionは軽快さという違いが残るため、気分で使い分けられます。
最初はウイスキー30mlに、よく冷やした無糖の炭酸水90〜120mlを目安にします。銘柄の差を比べるなら、グラス、氷、炭酸水、比率を同じにすると判断しやすくなります。作り方はウイスキーハイボールの基本も参考にしてください。
ラベルで確認できる共通点と違い


| 確認項目 | 通常品 | Irish Edition |
|---|---|---|
| 容量 | 700ml | 700ml |
| アルコール度数 | 43% | 43% |
| 原材料 | モルト、グレーン | モルト、グレーン |
| 商品区分 | 定番の碧Ao | 数量限定 |
Irish Editionは「WORLD TRAVEL COLLECTION」第1弾として発売された限定商品です。サントリーは、アイルランド原酒の個性をより感じられるようブレンドし、爽やかで軽快、フルーティーな味わいを目指したと説明しています。
どちらを選ぶか
- Irish Edition:軽く爽やかな方向が好み、初心者、ハイボールの最初の一杯にしたい人
- 通常品:厚み、スパイス、スモークも楽しみたい人
- 両方:炭酸割りを中心に、軽快さと複雑さを使い分けたい人
自分の場合は「どちらかの代わり」ではなく、用途の違う2本です。Irish Editionは飲み始めやすく、通常品は香味の層が欲しい日に選べます。そのため、同じ条件で手に入るなら両方とも買い直します。
まとめ
- 所有する通常品とIrish Editionを実際に飲んで比較した
- Irish Editionは軽く爽やかで、2本では初心者にすすめやすい
- 通常品は厚み、スパイス、スモークを感じやすかった
- 個人的には両方ともハイボールが好み
- 用途が異なるため、どちらも買い直したい
- 写真の通常品は2025年12月リニューアル前の所有ボトルとして区別する
味の優劣より、普段の飲み方で選ぶ方が実用的です。軽快さならIrish Edition、厚みと香味の重なりなら通常品を基準にすると、選択を絞りやすくなります。