サントリーウイスキー「知多」は、知多蒸溜所のグレーン原酒で構成されるシングルグレーンウイスキーです。この記事では、編集部が所有する350mlと700mlを実際に飲み、香り、味、ハイボールでの印象を確認します。
結論から言うと、編集部の実飲では、バニラや蜂蜜を思わせる穏やかな甘い香りと、軽やかで滑らかな口当たりが印象的でした。スモーキーさは控えめで、食事に合わせるハイボールや、初めてウイスキーを飲む人にも選びやすいと感じました。編集部が最も好んだ飲み方はハイボールで、もう一度購入したい一本です。

実飲で感じた香りと味
公式は知多を「軽やかな味わいとほのかに甘い香り」が特長のグレーンウイスキーと説明しています。編集部が実際に飲んだ印象も、おおむね同じ方向でした。ただし、以下は公式の評価を写したものではなく、所有ボトルを飲んだ個人の感想です。
| 確認項目 | 編集部が実際に感じた印象 |
|---|---|
| 香り | バニラや蜂蜜を思わせる、穏やかな甘い香り |
| 口当たり | 軽やかで滑らか |
| スモーク | 控えめで、煙の強さは前に出にくい |
| 飲みやすさ | 初心者にも比較的すすめやすい |
| 好みの飲み方 | ハイボール |
| 再購入 | もう一度購入したい |
濃いスモークや強い樽香を求める人には穏やかに感じる可能性があります。一方、食事の味を覆いにくく、軽快に飲み進めたい場面では、この穏やかさが長所になります。
ハイボールで飲むのが最も好みだった
編集部が最も好んだのはハイボールです。炭酸で割ると、ほのかな甘い香りを残しながら、軽やかさと爽快感がはっきりします。実飲では食事に合わせやすく、ウイスキー初心者にも飲みやすいと感じました。
サントリー公式が案内する「知多 風香るハイボール」は、知多1に対してソーダ3.5が基準です。30mlを使うなら、よく冷えた無糖炭酸水を約105ml合わせます。
- グラスへ大きめの氷をたっぷり入れる
- 知多を30ml注ぎ、氷と一緒に混ぜて冷やす
- よく冷えた無糖炭酸水を約105ml、氷へ直接当てないように注ぐ
- 炭酸を逃がさないよう、縦に一度だけ静かになじませる
食事と合わせるならそのまま、香りを足したいときだけ、すだち、大葉、山椒などの和素材を少量添える方法も公式で紹介されています。まずは何も加えず、知多の軽やかさを確認するのが比較しやすい飲み方です。基本手順はハイボールの作り方でも詳しく解説しています。
350mlと700mlで味は違うのか
350mlと700mlは同じ知多であり、容量だけを理由に味が違うとは扱いません。公式製品情報では、どちらもアルコール度数43%です。編集部の所有ボトルでも、背面ラベルに「原材料名 グレーン、モルト」「アルコール分 43%」と表示されています。

| 選び方 | 350ml | 700ml |
|---|---|---|
| 向いている人 | 初めて試す人、消費量が少ない人 | 味を確認済みで継続して飲む人 |
| ハイボール換算 | 30ml使用で約11杯 | 30ml使用で約23杯 |
| 保管 | 置き場所を取りにくい | 高さと保管場所を先に確認 |
| 記事での評価 | 中身は同じ製品として扱い、容量による味の優劣は付けない | |
2026年10月20日に確認したサントリー公式の希望小売価格は、350mlが3,000円、700mlが6,000円で、いずれも税別です。容量あたりの公式価格は同じなので、価格差よりも飲み切る期間と保管場所で選ぶ方が合理的です。実際の販売価格は店舗ごとに異なります。
実物で確認できるラベルとボトル
知多の白いラベルには和紙が使われ、正面の「知多」の書は書家・荻野丹雪氏によるものです。透明なボトルから明るい黄金色を確認でき、濃藍を重ねたキャップシールは軽やかな風を表現しています。


商品としての知多と、原酒をつくる蒸溜所の説明は分けて考える必要があります。蒸溜所の3タイプのグレーン原酒や見学可否は、知多蒸溜所とグレーン原酒の解説で整理しています。
知多が向いている人・向かない人
| 向いている人 | 別の候補も比べたい人 |
|---|---|
| 軽やかで滑らかな味を選びたい | 強いスモークを最優先したい |
| 食事とハイボールを合わせたい | 濃厚なシェリー樽の甘さを求める |
| 初めてグレーンウイスキーを試したい | 複雑で重厚なモルト感を重視する |
| 350mlから無理なく試したい | 容量違いで別の味を期待している |
まとめ
- 知多は知多蒸溜所のグレーン原酒で構成されるシングルグレーンウイスキー
- 編集部の実飲では、バニラや蜂蜜を思わせる穏やかな甘い香りを感じた
- 軽やかで滑らか、スモークは控えめだった
- 最も好みに合った飲み方はハイボール
- 食事に合わせやすく、初心者にも比較的すすめやすいと感じた
- 350mlと700mlは同じ製品であり、容量による味の違いは付けない
- 編集部はもう一度購入したいと回答した
初めてなら350ml、味を確認済みでハイボールを継続して作るなら700mlが選びやすいでしょう。まずは公式基準の1:3.5で作り、香りを強く感じたい場合はソーダを少し減らして調整してください。