道具は「必須」「あると便利」「後回し」に分けます。最初から専用品を増やすより、量と条件をそろえます。
最初に用意する4点
| 道具 | 役割 | 代用 |
|---|---|---|
| 清潔なグラス | 香りと味を確認 | 小ぶりの無臭グラス |
| 水 | チェイサー・加水 | 常温の飲用水 |
| 計量器 | 量をそろえる | 目盛り付きカップ |
| ノート | 条件を記録 | スマートフォン |
SWAのテイスティング資料も、手元の水と少量の加水を案内しています。グラスの形はウイスキーグラスの種類で比較できます。
後回しにできる道具
- 多数の形の専用グラス
- 大きな製氷器
- 高価なデキャンタ
- 香りサンプルセット
- 専用トレーや照明
飲み方が決まってから、必要な物だけ足します。比較記録は5項目テンプレートを使えます。
安全のため量を測る
計量は香味比較だけでなく飲酒量の把握にも役立ちます。度数と量から純アルコール量を確認する方法はアルコール度数の基本で整理しています。
使う前後の確認
- グラスに洗剤や収納場所のにおいが残っていないか
- 水とウイスキーの量を同じ器具で測れるか
- 記録へ日付、商品名、飲み方を書けるか
- 氷や割材を使う場合は量と商品を固定できるか
- 使用後に洗浄し、十分乾燥できるか
高価な道具より、毎回同じ条件へ戻せることが重要です。専用グラスを追加するときも、一度に形を複数変えず、同じ量・同じ温度で一つずつ比べます。
自宅テイスティングの最小セット
2〜3本を同じ条件で比べる場合は、道具を増やすより、同じ形のグラス、計量、番号、記録をそろえます。高価な専用品は必須ではありません。
| 道具 | 必須度 | 役割 |
|---|---|---|
| 同型グラス2〜3個 | 必須 | 形による差を減らす |
| 常温の水 | 必須 | 水分補給・加水・口直し |
| 10mlを測れる器具 | 推奨 | 量と純アルコール量を管理 |
| 番号札 | 推奨 | サンプルの取り違えを防ぐ |
| 記録表 | 推奨 | 条件と感覚を対応させる |
| グラスの蓋 | 任意 | 待機中の異物混入を減らす |
番号と記録を対応させる
グラスまたはサンプルへ番号を付け、商品名、度数、注いだ量、加水量、香り、口中、余韻を同じ番号の記録へ残します。色だけで識別すると、照明や見え方によって取り違えるため、文字と番号を併用します。
無臭の環境を先に整える
香水、芳香剤、調理臭、たばこの煙を避けます。グラスへ洗剤や収納場所のにおいが残っていないか確認し、火気、運転、服薬、体調、年齢条件もテイスティング前に確認します。60分の進め方は試飲会の時間配分で整理しています。
まとめ
- 清潔なグラス、水、計量器、記録を用意
- 専用品は使い方が決まってから
- 同じ条件をそろえる
- 量を測り安全を優先する