初心者ガイド

ウイスキーの香りが分からないとき|5項目を確認

グラス、量、距離、順番、環境を一つずつ確認し、香りが分からないときの切り分け手順を解説します。

無銘グラス、距離マーク、水、記録カードを描いたオリジナル概念画像

In short

この記事の結論

正解の香りを当てようとせず、無臭のグラス、少量、鼻を近づけすぎない、弱い香りから、無臭の環境の5項目を一つずつ整えます。突然の嗅覚低下が続く場合は飲酒せず医療機関へ相談します。

香りを当てる試験にせず、条件を一つずつ切り分けます。

最初に5項目を確認

  1. グラスが無臭か
  2. 量が多すぎないか
  3. 鼻を近づけすぎないか
  4. 強い香りの後ではないか
  5. 室内に料理や香料がないか

具体的な鼻の使い方はノージング、グラスは種類と選び方で確認できます。

少量加水で前後を分ける

SWAの資料は少量の常温水を加えて再確認する方法を紹介しています。加水前の記録を残してから一滴ずつ加えます。

体調変化は別に扱う

突然の嗅覚低下、鼻や喉の症状、体調不良があるときはテイスティングを中止します。記事は診断の代わりになりません。

10分で行う切り分け手順

  1. 無臭の水でグラスをすすぎ、室内の香料を遠ざける
  2. 少量だけ注ぎ、鼻を離した位置から確認する
  3. 一度休み、加水前の印象を一語で記録する
  4. 常温水を一滴加え、同じ距離で再確認する
  5. 分からない場合は無理に言葉を決めず終了する

同じ日に多くのグラスを続けると、比較条件が変わります。休憩、水、順番を記録し、別日に同じ条件で再確認します。「香らない」という結果も記録として有効で、他人や公式の表現へ合わせる必要はありません。無理に続けません。

まとめ

  • 正解当てにしない
  • 5条件を一つずつ整える
  • 加水前後を分ける
  • 急な嗅覚低下は医療相談

情報源・参考文献

よくある質問

アルコールしか感じません。

鼻を近づけすぎず、短く数回に分けます。

専用グラスが必要ですか?

必須ではありません。清潔で無臭のグラスを使います。

水を加えてよいですか?

少量の常温水を加え、前後を分けて確認します。

公式ノートを先に見ますか?

自分の記録後に照合します。

何本を比べますか?

最初は1〜2本で条件をそろえます。

急に何も匂わなくなりました。

飲酒せず、症状が続く場合は医療機関へ相談します。