マルスウイスキー信州は、本坊酒造が長野県限定で販売しているブレンデッドウイスキーです。黄色いラベルに大きく「信州」と書かれ、マルス駒ヶ岳蒸溜所のある地域らしさを感じる外観ですが、産地の印象だけで原酒の産地や味を決めつけないことが大切です。
先に結論を言うと、編集部の実飲では、強いスモークや重厚さより、軽やかで爽快な飲みやすさと、モルト由来を思わせる華やかな香りを感じました。最も好みだった飲み方はハイボールで、希望小売価格の税込1,650円前後なら買い直したい一本です。

マルスウイスキー信州の基本情報
| 項目 | 確認内容 | 確認元 |
|---|---|---|
| 商品名 | マルスウイスキー 信州 | 本坊酒造公式・所有ボトル |
| 種類 | ブレンデッドウイスキー | 本坊酒造公式 |
| 原材料 | モルト、グレーン | 本坊酒造公式 |
| 原料原産地 | 英国製造、米国製造、国内製造(グレーンウイスキー) | 本坊酒造公式 |
| 容量・度数 | 720ml・40%/200ml・40% | 本坊酒造公式 |
| 販売地域 | 長野県限定 | 本坊酒造公式・所有ボトル |
| 希望小売価格 | 720ml:税込1,650円/200ml:税込946円 | 2026年10月24日の公式情報 |
| 製造所 | マルス駒ヶ岳蒸溜所 | 本坊酒造公式 |
ジャパニーズウイスキーとは表記しない
マルスウイスキー信州は、日本の蒸溜所が製造する長野県限定商品ですが、公式の原料原産地表示は「英国製造、米国製造、国内製造(グレーンウイスキー)」です。輸入原酒を含むため、本記事ではジャパニーズウイスキーとは表記しません。
これは品質が低いという意味ではありません。産地表示と味の評価は別の問題です。長野県限定のブレンデッドウイスキーとして、価格、飲み方、実際に感じた香味を基準に判断します。表示の条件はジャパニーズウイスキーの表示基準で詳しく整理しています。
公式説明と実飲結果を比較
本坊酒造は、爽快な味わいと、モルトの華やかな香りを商品の特徴に挙げています。編集部はこの説明を事前の答えとして扱わず、所有ボトルを飲んだうえで、一致した範囲だけを実飲結果として記録しました。
| 確認軸 | 公式説明・商品情報 | 編集部の実飲 |
|---|---|---|
| 香り | モルトの華やかな香り | 同じ方向を感じた |
| 味わい | 爽快な味わい | 軽やかですっきり |
| 飲みやすさ | 爽快な味わいと案内 | 飲みやすいと感じた |
| スモーク | 公式商品ページに強さの説明なし | 強いスモークは中心ではない |
| 飲み方 | ストレート、ロック、水割り | ハイボールが最も好み |
| 再購入 | 720mlで税込1,650円 | 価格前後なら買い直したい |
所有ボトルを実際に飲んだ感想
軽やかで爽快な飲みやすさ
編集部が最初に感じたのは、重厚さより軽やかさが先に来る飲みやすさです。40%のブレンデッドウイスキーとして輪郭はありますが、味が重く残る印象ではなく、すっきりした方向でした。
モルト由来を思わせる華やかな香り
香りには、モルト由来を思わせる華やかさを感じました。具体的な果物や菓子に置き換えられるほど強く限定せず、軽やかな味わいの中で香りが明るく立つ、という表現が実感に近いです。
強いスモークや重厚さは中心ではない
編集部には、強いピートや煙、濃厚な樽感を前面に出すタイプには感じられませんでした。癖の強い一本を探すより、すっきりした日常用のウイスキーを探す場合に選びやすい方向です。
一番好みだった飲み方はハイボール
公式はストレート、ロック、水割りを案内していますが、編集部が最も好んだのはハイボールです。これは公式の指定ではなく、所有ボトルを飲み比べた個人の判断です。軽やかさと爽快感を残しやすく、日常の一杯として飲み進めやすいと感じました。
- グラスと無糖炭酸水を十分に冷やす
- 大きめの氷をグラスいっぱいに入れる
- マルスウイスキー信州を30ml注ぐ
- よく冷えた炭酸水を90ml注ぐ
- 炭酸を逃がさないよう、静かに一度なじませる
1:3は編集部が比較に使う基準で、本人がこの比率だけを飲んだという意味ではありません。濃い場合は炭酸水を少し増やし、香りが弱い場合は薄めすぎないよう調整します。失敗しにくい手順はハイボールの作り方で確認できます。
| 飲み方 | 確認しやすい方向 | 向く場面 | 編集部の判断 |
|---|---|---|---|
| ストレート | 香りと40%の輪郭 | 最初に商品像を確かめる | 少量の確認向き |
| ロック | 冷却後の口当たり | ゆっくり飲む | 香りの変化に注意 |
| 水割り | 刺激を抑えた軽さ | 穏やかに飲む | 薄めすぎに注意 |
| ハイボール | 爽快感と軽やかさ | 普段の一杯や食事 | 最も好み |
税込1,650円前後なら買い直したい
720mlの希望小売価格は税込1,650円です。編集部は、この価格前後なら買い直したいと判断しました。長野県限定という点だけでなく、40%・720mlで、ハイボールにしたときの軽やかさと爽快感を日常的に楽しみやすいことが理由です。
一方、長い熟成年数、濃厚な樽香、強いピートを求める商品ではありません。また、長野県外では入手性が価格以上の負担になる可能性があります。限定品という言葉だけで高値を追わず、販売価格と送料を含めて判断してください。製造拠点の情報はマルス駒ヶ岳蒸溜所の解説で整理しています。
向いている人・慎重に選びたい人
向いている人
- 軽やかですっきりしたウイスキーを選びたい
- 日常用のハイボールを手頃な価格で作りたい
- モルトの華やかな香りを穏やかに楽しみたい
- 長野県限定の所有ボトルを探している
- 強い煙より飲みやすさを優先する
慎重に選びたい人
- 国産原酒だけの商品を探している
- 強いピートやスモークを最優先する
- 濃厚な樽香や長い余韻を求める
- 年数表記のある一本を選びたい
- 長野県外から高い送料を払って購入する
まとめ
- 長野県限定のブレンデッドウイスキー
- 720ml・40%と200ml・40%の2容量
- 英国・米国・国内製造のグレーンウイスキーを使用
- 本記事ではジャパニーズウイスキーとは表記しない
- 実飲では軽やかで爽快な飲みやすさを感じた
- モルト由来を思わせる華やかな香りを感じた
- 編集部の好みはハイボール
- 税込1,650円前後なら買い直したい
マルスウイスキー信州は、強い個性を競う一本というより、軽やかさ、爽快感、手頃な価格をハイボールで楽しみやすい長野県限定品でした。産地表示を正しく確認したうえで、限定性よりも、自分が日常用に求める味と価格に合うかで選ぶのが妥当です。