ウイスキー用語

ウイスキーのプルーフとは?ABVとの違いと換算

米国式proofとアルコール度数を換算表で確認し、米国ラベルの必須表示、規格語、純アルコール量との違いを解説します。

80と100 proofを40と50パーセントへ換算する無銘ラベルのオリジナル図解

In short

この記事の結論

現在の米国式proofはABVの2倍で、80 proofは40%、100 proofは50%です。米国ラベルではアルコール分の%表示が必須で、proofは追加表示です。飲酒した純アルコール量は、度数だけでなく飲んだmlを使って別に計算します。

米国ラベルの「80 proof」は80%ではありません。現在の米国式ではproofはABVの2倍です。まず2で割り、その後に実際に飲む量を使って純アルコール量を計算します。

米国式proofはABVの2倍

表示ABV30ml中の純アルコール
80 proof40%約9.6g
90 proof45%約10.8g
100 proof50%約12g
120 proof60%約14.4g

TTBはproofをpercent alcohol by volumeの2倍として説明しています。換算式は「proof÷2=ABV%」「ABV%×2=proof」です。

米国ラベルは%表示が基準

TTBの現行案内では、蒸留酒ラベルにpercent alcohol by volumeの表示が必要です。proofは同じ視野内へ追加できますが、%表示の代わりにはなりません。また必須表示の略記として「ABV」は認めず、Alcohol % by Volumeなどの形式を示しています。

ラベル全体はウイスキーラベルの見方で確認できます。

100 proofと規格名を混同しない

100 proofは単独なら50%ABVという度数表示です。一方、Bottled in Bondでは複数条件の一つとして100 proofが現れます。カスクストレングスも別の表示です。

純アルコール量はmlを加えて計算

厚生労働省が示す純アルコール量の式は「飲酒量ml×度数÷100×0.8」です。100 proofのウイスキーを30mlなら、30×0.50×0.8=約12gです。同じproofでも飲む量が倍なら純アルコール量も倍になります。

ラベルを読む4ステップ

  1. 原産国と現在の米国式かを確認する
  2. proofを2で割ってABVへ換算する
  3. 規格名やbarrel proofなど追加語を分ける
  4. 飲むmlを決めて純アルコール量を計算する

詳しい安全確認はアルコール度数と純アルコール量へ分けます。

まとめ

  • 米国式proofはABVの2倍
  • 80 proofは40%、100 proofは50%
  • 米国ラベルは%表示が必須
  • 規格語と度数を分ける
  • 純アルコール量は飲むmlも使う

情報源・参考文献

よくある質問

80 proofは何%ですか?

現在の米国式では40%ABVです。proofを2で割ります。

100 proofは何%ですか?

50%ABVです。度数表示であり、それだけで品質を示すものではありません。

米国ラベルではproofが必須ですか?

TTBはアルコール分のpercent alcohol by volume表示を必須とし、proofは追加表示として認めています。

proofから純アルコール量を計算できますか?

ABVへ換算したうえで、飲酒量ml×度数÷100×0.8を使います。