チェイサーは、強い酒を飲んだ後に「追いかけて」別に飲む飲み物です。ウイスキーでは水を用意する方法が分かりやすく、サントリーもストレートやロックと水を交互に飲む方法を案内しています。
水を飲めば純アルコール量が減るわけではありません。注ぐ前にウイスキーの量を決め、途中で足りなくならない量の水を別グラスへ用意します。
混ぜる水と役割が違う
| 方法 | 水の場所 | 主な目的 | ウイスキーの濃さ |
|---|---|---|---|
| チェイサー | 別のグラス | 一口ごとに口を切り替え、水を挟む | 変わらない |
| 少量加水 | ウイスキーへ数滴 | 香りと刺激の変化を比べる | 少し下がる |
| 水割り | 同じグラスへ多め | 飲みやすい濃さへ調整する | 大きく下がる |
少量加水は水を数滴加える方法、水割りの基本比率はウイスキー水割りで確認できます。
飲み始める前に用意する
- 飲むウイスキーの量を計る
- 別の大きなグラスへ水を十分に注ぐ
- ウイスキーを小さく一口飲む
- 香りと余韻を確認してから水を飲む
- 水が減ったら先に補充する
厚生労働省の飲酒ガイドラインは、飲む量をあらかじめ決め、飲酒前・飲酒中に食事を取り、飲酒の合間に水を飲むことを案内しています。水は飲酒量管理を支える一手段であり、健康リスクを帳消しにするものではありません。
水の量と温度に厳密な正解はない
チェイサーには、ウイスキー1に対して水何倍という固定比率はありません。初心者はウイスキーより十分多い量を先に用意します。香りを比べたい場合は無糖・無香料で、極端に香りの強くない水が使いやすい選択です。
ストレートには常温または冷たすぎない水、ロックには冷水を合わせる案内もありますが、目的は飲み方を難しくすることではありません。自分が水を挟みやすい温度を選びます。
飲み方別に使う
- ストレート:一口を小さくし、余韻の後に水を飲む
- ロック:氷が入っていても別に水を用意する
- テイスティング:銘柄の間に水を飲み、条件を切り替える
- ハイボール:薄く感じても純アルコール量を計算し、水を別に置く
ストレートの量はストレートの5手順、ロックはロックの作り方が参考になります。
純アルコール量は変わらない
水を別に飲んでも、グラスへ加えても、飲み切ったウイスキーに含まれる純アルコール量そのものは変わりません。厚生労働省の式は「摂取量ml × 度数/100 × 0.8」です。40%のウイスキー30mlなら9.6gです。
度数と量の計算はウイスキーの度数と純アルコール量で詳しく整理しています。
まとめ
- チェイサーは別グラスから追って飲む飲み物
- 初心者は水を十分多く先に用意する
- 加水や水割りとは役割が異なる
- ストレートやロックにも別の水を添える
- 水を飲んでも純アルコール量は減らない