オールドファッションドは、ウイスキー、砂糖、ビターズ、水をグラス内で組み立てるカクテルです。材料が少ない分、砂糖の溶け方と氷による冷却・希釈が仕上がりを左右します。
IBA公式の材料を確認する
| 材料 | 量 | 役割 | 先に確認すること |
|---|---|---|---|
| バーボンまたはライ | 45ml | ベース | 度数と計量 |
| 角砂糖 | 1個 | 甘味 | 大きさは製品で異なる |
| アンゴスチュラビターズ | 数dash | 苦味と香り | 同じボトルで注ぎ方をそろえる |
| 水 | 数dash | 砂糖を溶かす | 最初から入れすぎない |
| 氷 | 適量 | 冷却と希釈 | においと大きさ |
砂糖を先に溶かしてからウイスキーを加える
- オールドファッションドグラスへ角砂糖を置く
- ビターズと少量の水を加える
- 角砂糖をつぶし、溶かす
- 氷を入れる
- バーボンまたはライ45mlを注ぐ
- 静かに混ぜ、オレンジの薄切りまたはゼストとチェリーで仕上げる
角砂糖が大きい場合は溶け方が変わります。最初は一個の重量と使った水量を記録すると、次回の再現性が上がります。
半量は比率より砂糖の扱いに注意する
ウイスキーを22.5mlに減らす場合、角砂糖を単純に半分へ割っても重量が均等とは限りません。少量を試すなら砂糖を重量で量るか、同じ濃度のシロップを別レシピとして記録します。IBA公式の材料構成と、家庭用の換算例を混ぜないことが重要です。
失敗は原因別に直す
| 状態 | 考えられる原因 | 次回の確認 |
|---|---|---|
| 底がざらつく | 砂糖の溶け残り | ウイスキーの前に溶解を確認 |
| 甘すぎる | 角砂糖の大きさ、甘味料の変更 | 重量か製品名を記録 |
| すぐ薄くなる | 細かい氷、長い攪拌 | 氷量と混ぜる時間をそろえる |
| 香りが強すぎる | ビターズ量のぶれ | dashの回数と注ぎ方を固定 |
マンハッタンとの違い
マンハッタンはスイートベルモットを使い、氷とステアしてから冷やした別のグラスへこします。オールドファッションドは砂糖と水を使い、提供するグラス内で組み立てる点が異なります。氷の扱いはロックの作り方でも確認できます。
飲酒量を管理する
水や氷で薄まっても、45mlのウイスキーに由来する純アルコール量は変わりません。厚生労働省の式では、40%のウイスキー45mlは計算上14.4gです。実際の度数をラベルで確認し、飲酒運転をせず、20歳未満、妊娠・授乳中は飲酒しないでください。
基準の一杯を4項目で記録する
| 項目 | 記録例 | 確認目的 |
|---|---|---|
| 角砂糖 | 商品名・1個 | 大きさと甘さの差 |
| 水とビターズ | 各3dash | 溶解と香り |
| 氷 | 大きな角氷1個 | 冷却と希釈 |
| 仕上がり | 甘さ2/ざらつき0/薄さ1 | 次回に変える一項目 |
シロップへ替える、果皮を強く搾る、炭酸を加えるなどの変更を同時に行うと、どの操作が差を生んだか分かりません。まず公式の材料構成を一回の基準として記録し、派生は別行に残します。
まとめ
- IBA公式はバーボンまたはライ45mlを使う
- 角砂糖をビターズと少量の水で先に溶かす
- 氷とウイスキーを加え、提供グラス内で混ぜる
- 甘味、溶解、希釈を一度に変えない
- 派生レシピは公式基準との差を記録する